中日入り決定の中田翔はビシエドとの併用もプラス材料 大久保博元氏が今季出場機会減の理由説明「いいチーム、いい球場に行くなと」

 今季限りで巨人コーチを退任した大久保博元氏が3日、自身のYouTubeを更新。中日入団が決まった中田翔内野手について言及した。

 今季、92試合の出場で打率・255、15本塁打、37打点。シーズン終盤は出場機会が減った理由について、打撃コーチを務めていた大久保氏は「肉離れをする可能性が非常に高い選手でしたので、全力疾走はとてもできない状態になってからは、ランナーで出ても、バントで送ってもセカンドでアウトになってしまう。ライト前でも二塁で止まる。レフト前でも三塁で止まる。各駅停車だったので。代えるしかなかったので、原監督もつらかったと思う」と、コンディションが大きな要因だったと説明した。

 5月4日に右太ももの肉離れで離脱するまでは好調で、主軸として活躍。逆方向を意識した打撃スタイルは来季、広いバンテリンドームでも効果的になるとし、「ホームランは減りますが、得点、打率が上がっていくのは、中田翔にとっていいのかもしれない。いいチーム、いい球場にいくんだなと思いました」と期待した。

 また、大久保氏はビシエドとの併用もプラス材料とし、「(中田翔は近年)けがもあって1年間出てないので、交互に出ていくのはプラスになる。たった一打席ですが、中田がファーストで出て、ビシエドが残っている。一発を打てるビシエドが残っているだけで、(相手の)監督はどうしようかな、と考えますし。中田翔もそう、困ったらライト前というのがありますから」とうなずいた。

 中田の加入により、中日の上位進出の可能性も出てきたとし、「実力ある人間がどんどん入っている。急浮上してきた。ピッチャーいいですから」と、“台風の目”になる可能性にも言及した。

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