オリックス・石川“声”で現状維持 14試合出場わずか1安打も「すごい大きな力に」

 オリックスの石川亮捕手(28)が4日、大阪市此花区の球団施設で契約更改交渉に臨み、現状維持の1700万円でサインした。(金額は推定)

 14試合の出場でわずか1安打。2軍落ちは10日間だけとはいえ、成績だけなら減俸でもおかしくはない。「数字に見える部分と見えない部分の評価をしてもらった」。その見えない部分とは“声”での貢献。ベンチではナインの活躍を誰よりも喜び、盛り上げ役として仕事を全うした。

 久保管理部長は「すごい大きな力になってくれたというのは、他の選手、首脳陣からも聞いています」と評価。試合中は中嶋監督ら首脳陣の近くに座り、作戦や会話内容に耳を立てる。「あの位置に座ってると気持ちが切れないので」。森と若月の緊急事態に備え、準備は怠らなかった。来季は2人を脅かす存在となり、見える部分でも貢献する。

 ◆石川 亮(いしかわ・りょう)1995年7月20日生まれ、28歳。神奈川県出身。181センチ、87キロ。右投げ右打ち。捕手。帝京から2013年度ドラフト8位で日本ハム入団。21年にはキャリアハイの60試合出場も22年オフ、オリックスに移籍。今季は14試合に出場し11打数1安打。

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