日本ハム・伊藤が大台突破1億1000万円で更改 オフは「エスコンフィールドと心中」来季目標は最多勝「北海道のファンの皆さんと喜びを分かち合いたい」
日本ハムの伊藤大海投手(26)が5日、北海道北広島市の球団事務所で契約交渉し、8500万円から2500万増の1億1000万円でサイン(金額は推定)。「最低限、規定投球っていうのは何が何でもクリアしようっていう気持ちでやってきたので、そこを評価していただいたのはすごく嬉しいです」と話した。
今季は24試合に登板し7勝10敗、防御率3・46の成績。デビューから3年連続2桁勝利を逃し、防御率も自己ワースト。「WBCから始まり長いシーズン。今思ってみるといい壁にぶち当たったなという感想。来季は仕切り治してチームのためにしっかり投げられるように頑張ります」と振り返った
オフの間は主にエスコンフィールドで自主トレを行う。「今年エスコンで1勝しかできなかったのでエスコンフィールドと心中する」と決意表明。「ここで勝って北海道のファンのみなさんと喜びを分かち合いたいというのが一番。道産子投手としてエスコンフィールドで、まずは1番多くの勝ち星を勝ち取って、引退する時にその記録が残るような投球をしていきたいと思います」と話した。
すでに来季の開幕投手を務めることが内定。「どっしりした姿でマウンドに上がって、いつも通り淡々とイニングを進められるように、監督が大海にしてよかったと思ってもらえるような姿でマウンドに上がりたい」と決意表明。来季の目標として「イニングはもちろん防御率はもちろん、勝ちにこだわりたいので最多勝を目指して1戦目から勝っていけるようにやっていきたい」と誓った。