ヤクルト・塩見泰隆が減額で更改 来年は「143試合出場と盗塁30個」

 ヤクルト・塩見泰隆外野手が5日、都内の球団事務所で契約更改交渉。今季の8600万円からダウン提示でサインし、「143試合出場、30個以上盗塁をしたい」と抱負を述べた。

 今季は下半身のコンディション不良や腰の不調が重なり、開幕から3度の離脱。51試合の出場にとどまった。しかし打率・301、8本塁打と出場すれば持ち前の打力を遺憾なく発揮した。

 球団からは「とにかく試合に出てほしい」と要望を受けた塩見。「もう一度体と向き合って肉体を強化していきたい」と現在はコンディション不良で苦しんだ下半身を中心に鍛えている。

 10月に行われたファン感謝デーでは「目標はトリプルスリーと言っていたのに今季は1盗塁で、29個足りなかった」と高津監督からいじられた塩見。「走塁も守備も攻撃も全部できてやっと野球選手だと思っている。今年できなかった試合に出ること、盗塁という面を来年はやりたい」と決意を新たにしていた。

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