巨人・坂本が現状維持6億円で更改 来季が契約最終年「まだまだやれるな」

 巨人・坂本勇人内野手(34)が5日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の6億円でサインした。今季が5年契約の最終年とみられていたが途中で契約を見直し、来季が契約最終年となった。(金額は推定)

 今季は右太もも裏肉離れで戦線離脱するなど故障に苦しめられたが、116試合に出場。主軸として打率・288、60打点をマークした。40本塁打をマークした2019年以来の20本塁打以上となる22発を放った。「まだまだやれるなという手応えも感じた」と語った。

 今季途中で本職の遊撃から三塁にコンバートとなった。「ケガが多いとか、いろんなことを考えた上で原前監督が決断をしてくれたと思う」。サードについては「新鮮な気持ちでやれてます」と笑みを浮かべる。

 現役時代に自主トレをともにした阿部監督が来季、指揮を執る。V奪回が最大のミッション。「個人的に特別な感情があります。監督を胴上げしたい」と強い決意を示した。

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