巨人・梶谷が現状維持2億円で更改 育成から再出発で102試合に出場
巨人・梶谷隆幸外野手(35)が5日、東京都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の2億円でサインした。来季が4年契約の最終年となる。(金額は推定)
今季は巨人移籍後、最多となる102試合に出場し、打率・275、2本塁打、19打点をマークした。「大きなケガなく、できたことが一番の収穫ですけど。思うような1年ではなかったと思います。数字もたいした数字じゃなかった。まだまだやなあと思ってます」としみじみと語り、悔しげだった。
梶谷は2020年オフにFA権を行使してDeNAから巨人に移籍した。故障が続き、22年オフに自由契約となり、今年は育成から再出発。今季開幕直前の3月24日に育成から支配下契約を締結していた。
ベテランは正念場の来季に向け、「とにかくレギュラーとして信頼されて試合に出ることが一番の目標」と表情を引き締めた。