巨人・坂本勇人内野手（３４）が５日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、現状維持の６億円でサインした。１９年からの５年契約を結んだ後に年数の見直しがあり、来季が最終年となる。（金額は推定）

　１７年目の今季は１１６試合に出場し打率・２８８、２２本塁打をマーク。不振や故障にも苦しめられたが「まだまだやれるなという手応えを感じた」。シーズン終盤に負担を減らすため遊撃から三塁にコンバートとなり、「新鮮な気持ちでまた一から野球が始まった」とうなずく。

　来季はホットコーナーが定位置となる。ショートの名手が、今度はサードで初のゴールデングラブ賞を目指す。「また違うポジションで取れる可能性がある。新しい目標ができてうれしい」と強い意気込みを示した。