ラオウ本塁打王奪還誓う オリックス杉本7500万円更改「20、30本打てたら」
オリックスの杉本裕太郎外野手(32)が6日、大阪市此花区の球団施設で契約更改交渉に臨み、300万増の7500万円でサインした(金額は推定)。来季の目標は本塁打王の奪還。「20本、30本打ったら、もっとチームも勝てる」と強い覚悟を口にした。
21年は32本塁打でホームランキングとなったが、昨季は15本、今季は16本と数字を落とした。「いつも打ちたいなって思ってるんですけど、狙いすぎてもいいことがない」。力みや欲を捨て、最終的なトップを見据えた。CSファイナルSで左足首を痛め、オフに手術。すでに固定器具は外れ、この日からキャッチボールとティー打撃を再開した。「早く丁寧に治して、いい練習を1月にしたい」。来年の春季キャンプは万全で臨み、再び本塁打王をつかむ。