巨人・大勢が100万減の5600万円で更改 守護神継続へ危機感「もう一度奪い取る気持ちで」
巨人の大勢投手が7日、大手町の球団事務所で契約更改に臨み、100万減の5600万円でサインした。(金額は推定)
2年目の今季は27試合の登板で3勝0敗14セーブ、防御率4・50の成績を残した。3月にはWBCで侍ジャパンの一員として世界一に貢献。シーズンでも球団史上最速で通算50セーブに到達するも、6月下旬に右上肢のコンディション不良で戦線離脱し、1軍復帰は9月中旬までずれ込んだ。その後も本調子を取り戻せずにシーズンを終え、秋は故障班に入って調整した。
今季を「春先は良いスタート切れたんですけど、シーズン中盤から離脱してしまったので、長期的な離脱が1番いけないと感じました」と振り返った右腕。阿部新監督体制となった中、「1年目はクローザーというポジションでやりきったんですけど、(自分が)離脱してから(中川)皓太さんに代わって、自分自身安心感というか、来年もクローザーをやらせてもらえるって気持ちでいないので、もう一度クローザーを奪い取る気持ちでいきたいと思います」と意気込んだ。