今永昇太にMLB10球団以上が興味 日本からオンライン面談に参加 代理人「焦らず見極めていく」

 「米大リーグ・ウインターミーティング」(6日、ナッシュビル)

 DeNAからポスティングシステムを使って大リーグ移籍を目指す今永昇太投手の代理人を務める「オクタゴン」の長谷川嘉宣氏が同投手の交渉状況を説明した。

 11月28日の交渉解禁から9日が経過。長谷川氏はここまで接触した球団数を「興味のレベルはいろいろですが、10球団強」と明かし、開催中のウインターミーティングの会場で球団関係者と会って意見交換をしながらFA市場を見極めている段階だと説明した。交渉の初期段階とあって条件提示やオファーはまだないが、すでにオンラインでの面談も複数回、実施し、今永も日本から参加しているという。

 球団選びのポイントは「向上」だ。同氏は「西海岸や東海岸などのこだわりはない。もっといい投手になりたいという願望がすごく強い。自分の力を試すだけじゃなく、向上したい気持ちがある。そういう意味では、より良い投手になれるというところを見せてくれるチームが彼(の心)に響くんじゃないかなと思います」と、選手の考えを代弁した。

 今オフのFA市場の主役は、打者がエンゼルスからFAになった大谷、投手はオリックスからポスティングシステムでメジャー移籍を目指す山本だ。同氏も「予想していたことですが、大谷選手や山本選手といった選手たちが先に(移籍先が)決まらないと市場が動かないというのが実際にチームと顔を合わせて話している中での感触ですね」と話す。

 一部の米メディアは今永の契約を5年8500万ドル(約125億円)と予想するなど、大型契約が確実視されている。今後は交渉を継続しながら渡米のタイミングを決める方針で長谷川氏が「クリスマスや年末年始にこだわらず、焦らず状況を見極めていきたい」と話すように1月11日の交渉期限まで時間をかけてチーム選びを進めていく。

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