FAに代わる新たな移籍制度設立へ 会沢会長「手直しには限度」

 労働組合・日本プロ野球選手会は7日、大阪市内のホテルで定期大会を開き、現行のフリーエージェント(FA)に代わる新たな移籍制度の設立を目指し、日本野球機構(NPB)と12球団に交渉していくことを決議した。

 これまでは、FA権取得年数を国内、海外、大学社会人出身、高校出身の条件を問わず一律で6年に短縮を要望。人的や金銭による補償を、完全撤廃することなどを求めていたが、会沢翼会長(広島)は「今ある制度をベースに手直しするには限度がある。ゼロベースで考え直す発想も必要になる」と説明した。

 今大会では、来季も会沢が選手会長を務めることが承認された。後輩選手へのハラスメント行為で楽天を自由契約となった安楽智大投手(27)の問題を受け「難しい問題だが、しっかりと向き合っていこうという話をした」とし、球界全体で改善に取り組んでいく。

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