新庄監督が就任直後に熱烈オファーした未完の大器とは 日本ハムOB、山川がソフトバンク入りなら「プロ野球活性化のために」
日本ハムOBの岩本勉氏が7日、自身のYouTubeチャンネルを更新。来季へ向けた日本ハムの補強ポイントを解説した。
岩本氏が「規格外の野手」がほしいという現状で指名したのが、ソフトバンクのリチャード内野手。現状、野手でレギュラーが確約されているのは万波中正外野手だけだと推測し、若手の競争をあおるためにも「跳ねる材料になる」と力を込めた。
今季はウエスタン・リーグで4年連続の本塁打王と2年連続で打点王との2冠を獲得したが、秋季キャンプはリハビリ組。1軍に定着したシーズンはまだない。
未完の大器と呼ばれるリチャードを「新庄監督は就任してすぐにほしいと言ったそうだが、ソフトバンクがさすがに出さなかった」と岩本氏。今オフは、西武からFA宣言した山川穂高内野手がソフトバンクへ入団する可能性があるため「(日本ハムに移籍させて)出場機会を与えてほしい。プロ野球活性化のために」と私見を述べた。
岩本氏は「小久保監督が自ら(リチャードを)なんとか(指導)する可能性はあるが、2軍監督時代から着手しているから、違う環境を与える可能性もある」と両にらみの予想。新庄監督とソフトバンクの小久保監督とは同学年だけに「交渉したらこの選手と(トレード)ということがあるかも。リチャードのような有能な選手に出場機会を与えましょう」とソフトバンクに呼びかけていた。




