楽天 現役ドラフトでDeNA・桜井周斗を獲得 今江監督「とにかくうちは左が手薄」

 DeNA・桜井
 履正社戦で力投する日大三時代の桜井=2017年撮影
 履正社・安田(現ロッテ)と対戦する日大三時代の桜井=2017年撮影
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 楽天は8日に行われた現役ドラフトで、DeNAから桜井周斗投手(24)を獲得した。今江敏晃監督(40)は「とにかくうちの投手は左が手薄。非常に球も強いですし、まだまだ発展途上の選手なので、チームが変わっていいサイクルに入ってくれれば貢献してくれるんじゃないかな」と期待した。

 プロ通算47試合の登板で、先発は2度しかない桜井。指揮官は起用方法について「チャンスはたくさんあるので、彼がマッチするところであればどこでも」と、両睨みであることを明かした。

 桜井は日大三高から17年のドラフト5位で入団。21年には30試合に登板したが、左肘の手術の影響もあり、一時育成落ち。今年4月に支配下復帰を果たしていたが、ここ2年は1軍登板ゼロに終わっていた。

 チームとしては、守護神・松井裕が退団濃厚。その他1軍リリーフ陣の中で、多く投げたのは鈴木翔しかおらず、左リリーフの手薄感は否めない。先発でも早川、藤井、ベテランの辛島と1年間ローテーションを守り抜いた投手はおらず、チャンスはありそうだ。

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