現役ドラフト 12選手の全反応「突然で驚いた」「活躍したかった」「信頼を得ていくところからスタート」
日本プロ野球機構(NPB)は8日、第2回の現役ドラフトを行い、移籍が決まった選手を発表した。2年連続で2巡目指名はなかった。移籍が決まった12選手の反応は以下。( )内は前所属球団。
阪神・漆原大晟投手(オリックス)「在籍した5年間でいろいろなことを学び、成長させてもらったオリックスには感謝の気持ちしかありません。良い時も悪い時も、ファンのみなさんには温かい応援で支えていただきました。指名していただいた阪神タイガースで活躍することが恩返しにもつながると思いますので、1試合でも多くチームの勝利に貢献できるように頑張ります」
DeNA・佐々木千隼(ロッテ)「ロッテを離れるのはとても寂しいです。ただ自分にとってはプラスの事ですので、新天地で精一杯、頑張りたいと思います。ファンの皆様には7年間、いい時も悪い時も変わらず、凄い声援をいただき、ありがとうございました。今年、ZOZOマリンスタジアムで最後に登板した際に、登場曲が流れ、スタンドから凄い声援をいただいたことが忘れられません。皆様、本当にありがとうございました」
広島・内間拓馬投手(楽天)「突然で驚きましたが、自分の立場を考えて、あるのかなとも思ってはいたので、前向きにとらえて、新天地で一から頑張っていきたいという気持ちです。リーグが違いますので、来年は自分も成績を残して、イーグルスと日本シリーズで戦いたいと思っています」
巨人・馬場皐輔投手(阪神)「ドラフト1位で入団させていただいて、6年間、これまで阪神タイガースに育てていただき本当に感謝しています。今度はジャイアンツの一員として、伝統の一戦でタイガース相手に全力で勝負する姿をファンのみなさんに見せることができるように、頑張っていきます」
ヤクルト・北村拓己内野手(巨人)「ジャイアンツでは、素晴らしい監督やコーチ、チームメートに恵まれ、かけがえのない時間を過ごさせていただきました。そして何より、いつも温かい声援をいただいたファンの皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです」
中日・梅野雄吾投手(ヤクルト)「東京ヤクルトスワローズでは7年間プレーさせていただきました。怪我も多く目立った活躍もできませんでしたが、移籍先で活躍する事が今まで指導してくださった方や応援してくださったファンの方への恩返しになると思って、新天地では心機一転頑張ります」
オリックス・鈴木博志投手(中日)「ドラゴンズには6年間、お世話になった。離れるのは寂しいが、チャンスだと思って新しいチームに行っても頑張る」
ロッテ・愛斗外野手(西武)「また一から新たにがんばろうという気持ちです。ライオンズには8年いましたが、後輩と過ごした時間は一番の思い出です。ロッテには台湾ウインターリーグで一緒だった選手や同級生もいるので安心です。信頼を得ていくところからスタートになるので、1年目という気持ちで、自分のできることをやっていきたいと思います」
ソフトバンク・長谷川威展投手(日本ハム)「エスコンフィールドでのたくさんの応援はとても力になりました。また、酷暑の鎌ケ谷に来ていただいて熱い応援をしてくださったファンの皆様、忘れません。北海道の街で声をかけてもらったことや、タオルやユニホームを着て応援してくださる姿はとてもうれしかったです」
楽天・桜井周斗投手(DeNA)「6年間ベイスターズではお世話になりました。6年間の中で、2年目の時に横浜スタジアムで初登板した時が一番の思い出です。その経験がこれからの自分につながってくると思うので、次の新天地でも頑張りたいと思います。6年間、本当にありがとうございました」
西武 中村祐太投手(広島)「この機会をチャンスだと思って新天地の西武ライオンズで頑張りたいと思います。カープファンの皆さま、10年間応援していただき本当にありがとうございました。これからも応援、よろしくお願いします」
日本ハム 水谷瞬外野手(ソフトバンク)「ホークスで活躍したかったという思いや寂しい気持ちがありますが、新しいチームで野球選手として成長するチャンスをいただいたと前向きに考えています。日本ハムは、自分と同世代の選手が主力として試合に出ている印象がありますので、チームに入ればやってやろうという気持ちが高まっていくと思います」