ロッテ・藤原 現役ドラフトで入団の愛斗も参戦の外野手競争 「勝ち取らないといけない」

 子どもたちの前でロングティーを実演する藤原
 「アンダーアーマーベースボールクリニック 2023」で子どもたちと集合写真を撮影した藤原と小園
 小園(左)と笑い合う藤原(右)
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 ロッテの藤原恭大外野手(23)が9日、神奈川県川崎市のグラウンドで「アンダーアーマーベースボールクリニック2023」に参加した。広島・小園海斗内野手とともに、野球に取り組む小中学生約60人を対象に野球教室を行った。

 野球教室では、打撃練習や守備練習を班に分かれて行い、熱血指導。野球少年少女からの質問にも丁寧に答えた。また、ロングティーも実演。子どもたちは柵越えを期待したが、「打球が上がらなかったので…」と柵越えなしに終わり、悔しい表情。見事柵越えを披露した小園には「小園すごいなーって」と笑顔で話した。

 これまでも何度か野球教室に参加したことがある藤原だが、「慣れてなくて難しいところもあったけど、いろいろ聞いてくれて楽しかったです」と振り返った。

 8日には現役ドラフトで、西武からロッテに、愛斗が入団することが決まった。既に厳しい外野手争いが、さらに熾烈(しれつ)になるが「愛斗さんが来る前から外野は正直外野はあふれかえっている。なかなかレギュラーは難しいけど、勝ち取らないといけない。来シーズンは143試合、全部出るつもりでやっていけたら」と闘志を燃やした。

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