巨人 秋広が飛躍するためには?伝説の“オガラミ”コンビが分析「大谷くらいの体にならなくちゃいけない」
現役時代にヤクルト、巨人などで活躍し、DeNAの監督も務めたアレックス・ラミレス氏が9日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。今年限りで巨人のコーチを退任した小笠原道大氏をゲストに迎え、秋広について「大谷の体が必要」と説いた。
08年から巨人の3&4番を担い、リーグ連覇&日本一へ導いた“オガラミ”コンビ。ラミレス氏が秋広について「3割30本100打点を達成できる選手だね」と評すと、小笠原氏は今年までコーチを務めていたこともあり「実質(1軍は)1年目でよく頑張ったなと。でもきっかけにすぎない。これをつかまないといけない」と指摘する。
ラミレス氏が「2ストライク追い込まれたらバットを短く持つよね?これは三振したくないからかな?」と問いかけると、小笠原氏は「彼の年齢で1軍に出るにはまず打たなきゃいけない。2ストライクからのアプローチは間違いではない」。その上で「追い込まれても長打を狙える技術を身に付けることが必要。ただまだ体ができていない。大人の体というかね。大きい体を使うための強さがない」と分析した。
「身長も含めて大谷くらいの体にならなくちゃいけない。技術も上げなきゃいけないんだけど、その体があれば打席で表現する確率は上がってくる」と期待した小笠原氏。ラミレス氏も「彼はこれから楽しみだね」と語った。その他にも巨人打線の改善点、さらに1年目のシーズンを終えた浅野についても指導者目線から率直な意見を語っていた。