「甲子園塾」の新塾長に正木氏 藤川球児の恩師が3代目の塾長に「みなさんと一緒に高校野球を盛り上げていけるように」

 若手指導者の育成を目的とする「甲子園塾」の新しい塾長に高野連の技術・振興委員長を務める正木陽(あきら)氏が就任することが10日、分かった。

 正木氏は93年に高知商の監督に就任。94年春、95年夏、97年夏と3度甲子園出場を経験しており、阪神などで活躍した藤川球児の恩師としても知られている。県高野連理事長を経て、22年からは常務理事と技術・振興委員会委員長を務めている。

 10日に行われた「甲子園塾」をもって2代目塾長の山下智茂氏が勇退。閉講式で正木氏は「歴代の先輩たちほどの実績はありませんが一生懸命やりたい。みなさんと一緒に高校野球を盛り上げていけるように」と意気込んだ。

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