オリックスの山岡は1000万増の9000万円でサイン 球団から先発&中継ぎでの準備を求められ「どこの場面でも楽しく」
オリックスの山岡泰輔投手(28)が11日、大阪市此花区の球団施設で契約更改交渉に臨み、1000万増の9000万円でサインした。今季の年俸は7200万円とされていたが、8000万円だったとみられる。(金額は推定)
「いい評価はしていただきました」
今季は31試合に登板し、2勝1敗、8ホールド3セーブ。シーズン途中には先発から中継ぎに回り、存在感を見せた。防御率も2・30と安定感があった。
球団からは「先発も中継ぎもやって大変だったけど、頑張ってくれた」と言葉をもらったという。「僕自身も難しいシーズンだったし、すごくいい経験をさせてもらったシーズンだったと思う。自分の中ではすごい楽しかったなとは思ってます」と振り返った。
来季の起用については、チーム状況次第で流動的。球団からも先発と中継ぎの両方で準備を求められた。「正直、こだわりはない。先発しかやってこなかったんで、先発の楽しさももちろん知ってますし。でも、今年は中継ぎで1点差とか同点とか、いい場面で出させてもらえましたし、クローザーの場面でも投げさせてもらうことが多かった。どこの場面でも楽しくやっていけるというか。そういう気持ちではいる。本当にキャンプになってみないとわかんないですね」と語った。
また、球団にはお風呂にテレビの設置を要望した。試合開始後に体を温めるために、お風呂に入るが、テレビがないため試合状況を確認できないという。「1回から3回が終わるまで何分だろうって計算しながら入ると、パパパって終わったりとか。めっちゃ急いだけど、まだ1回裏だったとか。時間の軸がずれるのが僕はあんまり好きじゃなかった。そういうのが見れないよりは、見れた方が準備しやすいかなと思って。他の選手に聞いてもあるといいよなっていうのはあったんで」と要望の意図を明かした。