ソフトバンク戦力外の九鬼が入団会見 DeNA新加入で決意新た いずれは森唯と1軍でバッテリー結成を
今オフにソフトバンクから戦力外通告を受けた九鬼隆平捕手(25)が11日、横浜市内のDeNA球団事務所で入団会見を行った。育成契約で背番号は「116」、年俸は650万円。(金額は推定)
真っ青なネクタイを締めて登壇した九鬼は「うれしい。もう一度頑張ろうと思います」と決意表明。DeNAのイメージは「明るい、雰囲気のいいチーム」と印象を語り、「元気が1つの持ち味。元気を出していきながら、捕手として投手を引っ張っていきたい。乗り遅れないように頑張っていきたい」と話した。
また育成からの出発にはなるが、「少しでも早く支配下になれればいい」と表情を引き締め、同じくソフトバンクからDeNAに加入した頼れる先輩・森唯についても「ずっと一緒にやっていました、2軍でバッテリーも組んだ。森さんと1軍でバッテリーを組みたい」と力も込めた。
九鬼は16年に秀岳館で主将として春・夏ともに甲子園ベスト4まで導いた。U-18アジア選手権大会では主将&4番として日本の優勝にも貢献。ドラフト3位でソフトバンクに入団し、通算10試合に出場し、打率・250、1本塁打、2打点に終わった。今季は1軍出場はなかったが、ウエスタン・リーグで27試合に出場し打率・222、1本塁打、7打点だった。