DeNA 現役ドラフトで獲得した元ロッテ・佐々木千が入団会見「7年前はドラフトを見ていた」と7年越の縁に喜び
ロッテから現役ドラフトで獲得した佐々木千隼投手(29)が11日、横浜市内のDeNA球団事務所で入団会見を行った。背番号は「41」に決まった。
佐々木は会見で「急なことでビックリしたしたけど、自分にとってはプラスなこと。1日でも早くDeNAの勝利に貢献したい」と意気込んだ。またDeNAでは中継ぎ投手として勝負する方針。「キャリアハイを目指して、54試合以上投げられるように」と目標を掲げた。
佐々木は2016年に桜美林大からドラフト1位でロッテに入団。佐々木は1年目から15試合に登板し、先発として活躍。18年は右肘を手術して1軍登板なしに終わるも、21年は中継ぎとして台頭。自己最多の54試合に登板し、勝ちパターンの一角として26ホールドを記録した。7年間で通算106試合に登板し、16勝12敗、防御率3・48と先発、救援ともに実績十分な右腕が加わった。
またドラフト時には、外れ1位ながらDeNAを含む5球団が競合して話題となった。7年越しでつながった縁。「7年前はドラフトを見ていた。こうやってDeNAの一員になれてうれしい」と瞳を輝かせた。