元木大介氏 巨人コーチ退任の真相を明かす 昨年辞任意向も原監督から慰留「しんどかった」監督オファーにも言及

 今季限りで巨人コーチを退任した元木大介氏が、9日に更新された高橋尚成氏のYouTubeチャンネル「高橋尚成のHISAちゃん」に出演。巨人コーチを退任した真相について語った。

 元木氏は原監督に直接オファーを受け、19年からコーチに就任。20年はヘッドコーチとして2連覇に貢献した。

 3年連続でV逸し、シーズン後に退任した元木氏。その理由について、「優勝もしてないし、作戦内野守備の肩書きがあったけど、できてないなと。迷惑かかるなと思ってやめようと。自分の立場、必要か必要じゃないのか分かる。監督も代わるし。自分の仕事場が見えてこなくなってきた。選手に対しては失礼で、チームにとってもよくない」と明かした。

 自身の中で“中途半端”に残るのは流儀に反するとし、「しがみついてるように見えるのもあったし。ごますってまでやりたくない。ごまするってのは一番嫌いなんだよ」とうなずいた。

 2年連続V逸となった22年オフ、ヘッドコーチの肩書が外れた。実はこの時も辞任する意向だったという。「ヘッドコーチを代えるって言ったときに『辞めます』って言ったんだけど。しんどかった。監督から直々に言われたから頑張った」と、原監督(当時)から慰留されたことも明かした。

 一時は監督候補として名前が浮上していたこともあった。巨人の後輩、高橋氏から「監督のオファーは?」と聞かれた元木氏は「やれよはない。候補に上がってるとは聞いた」としながら、「『俺に言うのやめてください、決まったら言って下さい』って言った」と、聞かないようにしていたという。

 タレントから13年ぶりに球界復帰し、濃密な5年間を経験。再び、タレントや俳優業で活躍しているが、「コーチはコーチで楽しかったし、優勝して嬉しかったし、最高だった」と振り返った。

 動画では“もしも”、自身が巨人監督になった場合のコーチ人事などについても語っている。

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