現役ドラフトで巨人移籍の馬場皐輔が入団会見「チャンスだと思って」 背番号は「36」 吉村編成本部長「1番獲得したい選手が獲得できた」

 新天地での抱負を語る馬場(撮影・佐藤厚)
 吉村編成本部長(右)から帽子をかぶせてもらう馬場(撮影・佐藤厚)
 ジャビット人形を抱き、笑顔を見せる馬場(撮影・佐藤厚)
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 現役ドラフトで阪神から巨人へ移籍することになった馬場皐輔投手が12日、大手町の球団事務所で入団会見を行った。「選んでいただいて、すごくうれしいですし、チャンスだと思って、良いスタートがきれるように頑張っていきたいと思います」と声を弾ませた。背番号は「36」に決まった。

 会見に同席した吉村編成本部長は「現場も編成スタッフも注目していて、1番獲得したい選手が獲得できた。環境も変わって力になってくれると期待しています」と期待。先発、中継ぎの両面で戦力として見ていることを明かした。

 右腕も「どこでも投げたい」と気合。阪神から巨人への移籍は04年に金銭トレードで移籍したカツノリ(野村克則)捕手以来となった中、「巨人さんって電話で聞いて、すぐに気持ちを切り替えて、想像しながら、身が引き締まった気持ちになりました」と話した。

 馬場は2017年ドラフト1位で阪神に入団し、通算106試合の登板で7勝4敗、防御率3・49。21年には中継ぎとして44試合に登板し、3勝0敗、防御率3・80の好成績を残した。

 巨人は昨年の現役ドラフトでも楽天の2015年ドラフト1位のオコエを指名しており、2年連続のドラフト1位戦士の加入となっていた。

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