中日1軍コーチ「何が令和の米騒動やねん」と真実を激白「立浪監督は悪い事は言ってない」清原和博氏も爆笑「凄い選手がいるんですね」

 元プロ野球選手の清原和博氏が12日、東海ラジオ「Dra fes 4DAYS」に出演。今季、中日で話題になった“令和の米騒動”について言及した。

 中日は今季、立浪監督の意向で球場内の食事会場にあった炊飯器を使用禁止に。試合前の食事量が多いと動きが悪くなるということで主に野手が禁じられたものだが、これがネットで報じられると「令和の米騒動」と注目された。

 この話題について、ゲスト出演した大西外野守備走塁コーチが真実を明かした。ナイターの際、16時から17時の間に選手は食事を取るが、「ドラゴンズの食事は、すごく良くておいしい。ドラゴンズの先発の野手が、どんぶり山盛り、牛丼がばーっと。『そんな食べるの?』と何度か見かけることがあった。これはさすがにあかんやろう、と。誰が見ても思う」と、問題視されたという。

 その後、チーム内で栄養士を交えて対策が取られ、炊飯ジャーの使用を制限。ただ、おにぎりなどは置いてあったという。「自分の好きな分を食べるのなら、おにぎりがたくさん置いてある。ライスバーガーだったり、そこをちょっと、セーブしてもうちょっと動ける状態で臨ましたほうがいいんじゃないかというのが始まり。お米がないんじゃなくて、おにぎりが山盛り置いてありますし、言われているお米が置いてない、出さないというのは大きな間違い」と訂正した。

 これを聞いていた清原氏も「凄い選手がいるんですね」と爆笑。自身の現役時代について、「僕は家から餅をもってきて、試合前は3個くらい食べていた。前の妻が、焼いてくれて、ですね。銀紙に包んであるのを。代打になってからは試合前に結構喰うようにしましたね」と振り返った。

 大西コーチはコンディション管理のために取られた措置だったとし、「炊飯ジャーはお米を自分で入れるんじゃなくて、がばっといれちゃうのでやめようや。自己管理の問題でやめようや、と」とした。

 一方で、球団からは試合後に食事が提供されるようになった。「球団もちゃんとしてくださって、選手が丸印をつけると、夜の晩ご飯をやってくださるようになって。試合前は動けるようにほどほどの食事にして、終わった後、ご飯を食べるようになって寝るだけ」と、好評だったという。

 大西コーチは「何が米騒動やねん、て正直、思ってました。試合が終わった後、(食堂は)大盛況ですよ。米騒動と言っている人は何も知らないと思いますけど」とピシャリ。ネットでは立浪監督の独断で行ったと批判されたが、それも否定し、「監督もいちいち、こんなの説明しないですよ。違うことは違うと知ってほしい。監督は何も悪い事言ってないのに」と語った。

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