日本ハム・新庄監督が仰天指令 抑えも中継ぎも全員先発調整?狙いは“投手陣総山崎福也化”「レベルを上げるために」

 中継ぎも抑えもみんな先発?日本ハムの新庄剛志監督(51)が13日、投手陣に前代未聞の調整法を発案した。「先発をやらせた方がいいですよ。どのピッチャーも」と全投手陣に先発として調整させるプランを示した。

 その意図を説明する。「先発をやらせることによって長いイニング投げないといけないので、バッターの抑え方のコツも分かるんじゃないかなと。全力で行くよりもね。全力で行って良いものはないと思うから」。力任せではだめ。投球術で抑える。そんな狙いを口にした。

 このオフ、FAでオリックスから山崎を獲得した。その投法にヒントがあった。「山崎君みたいに、感覚的には80%、70%でテンポよく投げて抑えてるような。彼は全力で投げているかもしれませんけど、力感の無さっていうのはね。それがポイントじゃないかな」。狙いは“投手陣総山崎福也化”。テンポよく、力感なく投げるイメージだ。

 今季51試合に登板しセットアッパーとしての地位を確立した池田に対しても「先発やらせたいくらい」と言う。「例えば(八回を)5球、6球で終わったとしますよ。そしたら、回またぎで行ってもらっても良くないですか?そのまま九回投げてもらったり」と先発調整をすることによりリリーフ陣が複数イニング投げられるメリットも掲げた。

 「ポジションをガツガツ決めると、あまり伸びないというか」と持論を展開。「レベルを上げるためには全員先発の気持ちでやらせた方が俺はいいと思う」。チーム防御率は昨季はリーグ5位の3・46。今季はリーグ3位の3・08まで浮上。全員先発調整で、さらに投手力を底上げする。

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