元木大介氏 巨人・岡本和真が試合前に号泣した事件を明かす 「もう無理です」「ダメなら外してください」
今季まで巨人でコーチを務めた元木大介氏が16日、槙原寛己氏のユーチューブ「ミスターパーフェクト槙原」に出演し、岡本和真、坂本勇人両内野手について語った。
今季自己最多の41本塁打を放った岡本和について元木氏は「キャプテンになってから、勝たなきゃっていうのが強くなりました。すごくキャプテンになって良かったなと感じました。よくキレるんで彼は、打てなかった時に。でもそれがちょっと収まったな」と、主将に就任したことで人間的にひと回り成長したと認めた。
ただ、原前監督が「悔しい時は態度に出していいから」と告げた後日、ヘルメットを投げつけた際に大きく跳ね返ったのを見た指揮官が「ちょっとやり過ぎだな」と注意を受けた裏話を明かした。
また今季、三塁手の先輩でもある原前監督から守備について厳しい指摘と指導を受けた際には、「やってます。それでもダメなら外してください。もう無理です、僕は」と発言した後、試合前練習中にもかかわらず、号泣したという秘話も明かした。
今季途中、遊撃から三塁にコンバートされた坂本については「勇人は最後までショートにこだわってました」と明かし、「でも故障がちょっと続いて、門脇の守備範囲を見て、本人はしょうがないと思ったんじゃないですか。『監督に言われると思うけど、サード練習しとけ』って」と伝えたと語っていた。