巨人・中川 なんでも屋宣言!「任されたポジションをやるのが今までのスタイル」セットアッパーも守護神もやる!

 ジャイアンツ球場で自主トレを行い、ブルペンでキャッチャー役を務める中川(撮影・畠山賢大)
 ジャイアンツ球場でキャッチボールを行う中川(撮影・畠山賢大)
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 巨人の中川皓太投手が17日、川崎市のジャイアンツ球場で自主トレを行った。来季の勝利の方程式入りが有力な左腕は“なんでも屋”になることに意欲を示し、チームのために尽くす決意を明かした。

 今季は44試合で1勝4敗14セーブ、防御率2・08。大勢の離脱により、シーズン途中からは守護神を務めるなど、経験豊富なリリーバーとしてチームを支えた。

 来季は大勢も復帰して臨戦態勢を整えていくチームだが、有事への備えも重要。中川は「これをやりたいとかは特にない。任されたポジションをやるっていうのが、(自分の)今までのスタイル。今年みたいに大勢が離脱したりするってことも全然ありますし、そういう時にチームの足りないところをカバーできる選手が一番いいと思う」とポジション的な目標を設定せずに調整を続ける見通しを示した。セットアッパーや守護神として、求められた場所で腕を振る覚悟をにじませる。

 この日はジャイアンツ球場で後輩の大江と自主トレを行い、キャッチボールなどで汗を流した。昨季は腰のケガなどで満足な練習を積めずに開幕を迎えただけに、「去年よりは全然充実していると思います。不安を抱えたオフになっていないと思います」と表情も明るかった。

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