イチロー氏が3連発を含む驚異の130メートル弾 離島初の甲子園を目指す沖縄・宮古高を指導 「難しい目標を設定して越えていくことが大きな鍵」

 打撃を披露するイチロー氏(代表撮影)
 打撃投手を務めるイチロー氏(代表撮影)
 宮古高野球部のマネジャーの質問に答えるイチロー氏(代表撮影)
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 米大リーグ・マリナーズなどで活躍したイチロー氏(50)=現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター=が16、17日の2日間、沖縄・宮古高校を訪問して臨時指導した。高校生を指導するのは4年目で、今年は11月の北海道・旭川東高校に続いて2校目となった。

 宮古高校は今夏の沖縄大会では準決勝で敗退。離島・宮古島から「悲願の甲子園」を目指す中、「島全体の思いに応え、未来の礎となるきっかけを残せたら」とイチロー氏の訪問が決まった。

 初日は悪天候のため屋内運動場で打撃、走塁などの指導が行われた。イチロー氏はバッティングピッチャーを務めながら打撃を指導。計448球を投じる熱血指導を見せた。

 2日目は伊良部球場で打撃の実技指導を行った。両翼100メートルの球場の右翼席へ3球連続での柵越えを披露すると部員たちはあ然。最後の打席では右翼に張られた約20メートルのネットを越える推定130メートル弾で締めくくった。

 練習終了後、イチロー氏は2日間を振り返り「想像していたよりも可能性はある。ポテンシャルが高い。体力もある」と総括。離島から悲願の甲子園出場を目指すチームへ「甲子園を目指すと言っていいレベルにあると思います。テーマをクリアしていくことを重ねていくと、今の自分たちの立ち位置が分かる。ただ練習を頑張っているだけで越えられない。難しい目標を設定して越えていくことが大きな鍵」とアドバイスを送った。

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