DeNA・佐野が1億5500万で契約更改 順調にいけば来季国内FA権取得だが単年契約を選択「今年の成績に納得できなかったから」

 契約更改交渉を終えた佐野
 契約更改を終えた佐野
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 DeNAの佐野恵太外野手が18日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、1500万減の1億5500万円でサイン。順調にいけば来年にも国内FA権を取得するが、決意の単年契約となった。(金額は推定)

 佐野は今季141試合に出場し、打率・264、13本塁打、65打点に終わり、シーズン終盤には右有鉤骨骨折で離脱。本来の力を発揮できず、最後までグラウンドに立てなかった悔しい1年になった。佐野は「今シーズンの成績は納得いっていない。ダウンの提示をされても仕方ない思いです」とし、「数字的にも物足りない。打率やヒット数、ホームラン数は誰が見てもわかりやすく下がっているので、それは納得いっていない。終盤にはケガもあった。CSも出場できなかったので、シーズン序盤から最後まで悔しい思いと迷惑をかけた思いです」と振り返った。

 また打順が何度も動いたことに関しては、「打撃成績残せていれば打順も動いていない。采配の狙い通りのことができていたと思う。成績が振るわなかったことが全て」と話し、「僕が動くと周りの選手も動く。申し訳なかった。自分が打てていればそうはならなかった」と仲間に謝罪した。

 来季は順調にいけば、国内FA権を取得できる見込み。球団からは複数年契約の打診もあった中、佐野自身が単年契約を選択。「今年の成績に納得できなかったから」と自らを奮い立たせる選択であったことも明かした。

 また来年から4年間務めてきた主将の役割を後輩の牧にバトンタッチする。「人間的にも素晴らしい。心配はしていない。牧らしく、牧のままでいてほしい」とエールを送り、バックアップを約束した。

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