楽天・小郷が来季3番定着を狙う 理想像は「トリプルスリーに近いような選手」目標のひとりは元阪神・糸井嘉男氏
超人を目指す。楽天・小郷裕哉外野手(27)が、「プロに入る前からの憧れなので、少しでも近づいていけるようにと思っています」と元阪神の糸井嘉男氏を目標に掲げ、来季の3番定着を誓った。
小郷は今季、キャリアハイを大きく更新する120試合に出場。そのうち半分以上の62試合で3番に座った。「すごく成長できる期間だった」と充実ぶりを振り返ったが、終盤に失速。ベンチスタートや打順を下げる形となり、悔しさから「3番で勝負したい」と思いが増した。
理想像は「トリプルスリーに近いような選手」と話す小郷。「出塁ができて、盗塁もできる。チャンスで返して長打も打てるのが3番バッターだと思う」と目標は高い。
「まだまだ遠いですけど、そこを担えるように頑張りたい」。さらなる飛躍を期待される小郷は、憧れの背中を追いかけ、レベルアップを目指していく。