ＤｅＮＡの東克樹投手が１９日、横浜市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、大幅増の１億５００万円でサイン。今季投手二冠に加え、最優秀バッテリー賞など勲章を総なめとなった飛躍の一年に、最高級の評価となった。（金額は推定）

　東は今季２４試合に登板し、１６勝３敗、防御率１・９８。４完投＆２完封を含めた１７２回１／３回と多くのイニングで腕を振り、最多勝と勝率・８４２で最高勝率の二冠に輝いた。

　笑顔で会見場に登壇した東は「本当に成長できた１年だった」と笑顔。フル回転だった１年を「ネガティブな考えを少なくした」と好調の要因を語った。

　来季の目標には「最優秀防御率」のタイトルを掲げ、「来年は取りたいなと思います。今年１点台で終わったけど、取れなかったので、来年こそは取りたい。防御率がいいことは試合を作れていると言うこと、先発としての役割を果たしたい」と話した。