オリックスの宮城大弥は倍増の1億6000万円でサイン「エースがいなくなる分、僕ら投手陣にとってもチャンス」 高卒5年目では“由伸超え”

 契約更改を終え会見する宮城(撮影・山口登)
 大幅アップで契約を更改し、笑顔でポーズを決める宮城(撮影・山口登)
 大幅アップで契約を更改し、笑顔でポーズを決める宮城(撮影・山口登)
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 オリックスの宮城大弥投手(22)が19日、大阪市此花区の球団施設で契約更改交渉に臨み、今季年俸8000万円から8000万増の1億6000万円でサインした。山本は高卒5年目で1億5000万円で更改していて、それを超えた。(金額は推定)

 今季は3月のWBCで侍ジャパンに選出され、世界一に貢献。シーズンでは22試合に先発し、10勝4敗で防御率2・27。3年連続で2桁勝利を達成した。

 球団からは「WBCから1年間、本当にありがとう」と労いの言葉をもらった。今オフはエースの山本がポスティングシステムで米大リーグに挑戦。来季は左腕へさらに期待がかかる。

 「エースがいなくなる分、僕ら投手陣にとってもチャンスだと思ってる。そのエースの枠を頑張って、必死に取りにいきたい」と力強い言葉も出た。

 また、5日ほど前に山本と電話で連絡をとったという。「『残留する』と言うてたんで、残ると信じています」と冗談で笑わせた。

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