高木豊氏 山川の人的補償を独自予想 投手、野手の筆頭候補選手に言及「ソフトバンクに嫌がらせするなら-」
元DeNAで野球評論家・高木豊氏が14日、自身のYouTubeチャンネルを更新。西武からソフトバンクにFA移籍した山川穂高内野手の人的補償候補選手に言及した。
高木氏はプロテクト28人を独自に絞り込み、「これプロテクトするのは大変だよな。これ相当痛手だよ」と悩ましげ。リスト外となりそうな選手から5選手の名前を挙げ、投手では杉山、野手ではリチャード、川瀬の魅力を語った。
今季チーム防御率がリーグ2位と投手王国となりつつある西武。投手補強の必要性にも首をひねりながら「杉山っていうのはめちゃくちゃ速いんだよね、ボールが」と、その素材を高く評価した。
西武は内野手の層が薄いというチーム事情にも言及。リチャードは同郷沖縄の先輩、山川と自主トレを行ってきたが、「リチャードなんか魅力的だよね。三塁手がいないから。リチャードはファーストもできるだろうし」とした。
一方で、「川瀬も外れちゃう。ただ、今宮が全試合無理なら川瀬をプロテクトしとかないと。川瀬は魅力的。川瀬は今年バッティングが成長した。成長盛りなんだよ。川瀬をセカンドに入れて、外崎をサードに持ってくる構想もあると思うんだよね。川瀬がそのままサード入ってもいい」と、今季102試合に出場した26歳も候補に挙がるとした。
最終的にはひとりに絞り込もうとしたが、「川瀬が抜かれると痛いなと思うと、ソフトバンクに嫌がらせをするなら川瀬。自軍のことを考えるならリチャード。でも野球はピッチャーだからなあ」と悩ましい様子だった。