重症下肢虚血を患っていた元プロ野球選手が治療終了を報告「僅かでも前に進んでる」「少し光が見えたようでうれしい」
元近鉄投手で「ぴっかり投法」としても人気のあった佐野慈紀氏が19日、自身のX(旧ツイッター)を更新。動脈硬化が原因で足に血液を供給する動脈が狭くなったり詰まったりする病気で、安静時のしびれ、冷感や潰瘍、壊死を伴う閉塞性動脈硬化症を指す「重症下肢虚血」の治療が終了したことを報告した。
佐野氏は「重症下肢虚血の治療を4月から2度の転院を経てようやく今日終了!ありがとうございました。手の感染症もまずまず。僅かでも前に進んでる。少し光が見えたようでなんだかうれしい」とつづった。
佐野氏は1990年度ドラフト3位で近鉄に入団。主に中継ぎとして活躍し、通算353試合に登板して41勝31敗27セーブ、防御率3・80の成績を残し、2003年に現役を引退した。