ヤクルト・高橋奎二 200万円ダウンで契約更改 球団にメジャー挑戦の意思も伝える「行っても良いよと思われるような結果を」
ヤクルト・高橋奎二投手が20日、都内で契約更改交渉に臨み、今季から200万円ダウンの4800万円でサイン。「もっと下がると思っていたが、球団から『来年は期待しているから』と声をかけられて、改めて頑張ろうと思った」と話した。(金額は推定)
今季はWBCから始まった1年で4勝9敗と負け越し。防御率も4・60と苦しんだ1年。左腕も「始まりはWBCですごい選手たちと一緒にプレーさせてもらって満足はしていなかったんですけど。リーグ始まって、最初から最後まで良い試合が1試合もなくて。投げていて歯がゆいシーズン。苦しかった1年でした。なので来年はやり返したい」と悔しそうに振り返った。
来季に向けては「1試合1試合がむしゃらに投げる。0で抑えれば負けることはない。今年は負けが続いたのでチームを勝たせる投球をしたい」と最多勝を目指す。
球団には以前から抱いていたメジャー挑戦の意思も伝えた。「まずしっかり日本で結果を残そうと言う話をして。しっかり結果を残してからの話だと思います」とし「行ってもいいよと思われるような結果を残したい」と気持ちを新たにした。