来季からプロ野球２軍リーグに新規参入する「ハヤテ２２３」が２０日、静岡市内で新スタッフの就任会見を開いた。既に発表されていた赤堀元之監督（５３）、山下大輔代表付きＧＭ（７１）に加え、一部のコーチングスタッフも固まった。

　新チームは既に２９人の入団内定者を発表。投手１４人、捕手４人、内野手６人、外野手５人で、ＮＰＢ経験者は１０人。前ロッテの福田秀平外野手（３５）や、前ＤｅＮＡの田中健二朗投手（３４）、元ＤｅＮＡで社会人・日本新薬に所属していた倉本寿彦内野手（３３）らに加え、群馬大医学部で今秋ドラフト候補にも挙がった竹内奎人投手（２４）も加わった。

　赤堀監督はチーム方針でもある「育成と再生」をテーマに抱負。「育成についてはドラフトにかかる選手を１人でも多く輩出する。再生に関してはＮＰＢ退団者をもう一度、ＮＰＢの舞台に立たせることです」とし、「ＮＰＢにもう一度、返り咲いて欲しい。そのためにチームとしてサポートしたい」と、再生工場としての責務を口にした。