巨人・坂本勇人内野手が２０日、ＤｅＮＡでヘッドコーチを務めた高木豊氏のユーチューブに出演し、兵庫出身でありながら、青森県の光星学院に進学した理由について語った。

　坂本は「最初、僕は尽誠学園（香川）に行きたいって言ってて。なんとなくユニホームが格好いいイメージがあって、一応練習にも行ってプレーさせてもらったんですけど、でも行けなくて、取ってもらえなくて」と語りだした。

　最終的に青森県の光星学院（現八戸学院光星）に進むことになったのだが、そのワケは「（光星学院の）金沢監督と同じ東北福祉大学の近所の人が『いい選手がいるから、監督ちょっと見に行ってあげてくれないですか』って言ってくれて。光星学院がちょうど甲子園で負けて。帰りの飛行機の前に、空港のそばで練習してたんで。ティーとノックしかしてないんですけど、監督が『絶対プロなれるからウチ来い』って」と言われたことが決め手になったと明かした。

　それでも坂本は「どこも取ってくれないし、有名でもなかったので、何言ってんだ、このオッサン」と思ったと笑いながら明かしていた。