ヤクルト・石川「200勝が原動力」節目数字へ来季も腕振る 25%ダウン6750万円で更改

 球界最年長のヤクルト・石川雅規投手(43)が20日、都内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、減額制限いっぱいの25%ダウンとなる6750万円でサイン。「野球選手として契約していただいたので、結果で恩返ししたい」と意気込んだ。(金額は推定)

 43歳で挑んだ今シーズンは自己最少の13試合登板で2勝5敗、防御率3・98。その中でも米田哲也氏に並ぶ新人から22年連続勝利や、22年連続安打など新たな記録を打ち立てた。

 体は年々衰えていくが、ハートは熱いままだ。「グラウンドに出れば年齢、実績は関係ない。若手と勝負していきたい」と負けるつもりはない。「三浦知良さん、山本昌さんみたいに勇気をもらえる存在に」と先人の背中を追っていく。

 通算200勝まであと15勝。「200勝を目指すことが僕の気持ち、体を動かす原動力。そこを超えた景色を見てみたい」。来季も年齢にあらがいながら、“小さな大投手”は節目の数字を目指して腕を振り続ける。

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