ヤクルト・元山飛優と西武19年ドラ1・宮川哲がトレード 両球団の思惑合致 内野手と中継ぎ補強
西武は21日、宮川哲投手(28)とヤクルト・元山飛優内野手(25)のトレードが合意に達したと発表した。
元山は「このたび、埼玉西武ライオンズに移籍することが決まりました。スワローズの3年間、多くの方々に支えていただき本当に感謝しています。そして、ファンの皆さまの応援がすごく心強かったです」とコメント。
宮川は「チャンスだと思っていますし、それを生かすことができるのは自分だと思うのでやってやろうという気持ちです。チームメイトとの思い出が一番多く、普段は騒ぎながらも締めるところは締める、そんなブルペン陣が好きですし、淋しい気持ちです。4年間でしたが良い時もそうでない時も、応援していただいてありがとうございました」と感謝した。
元山は21年には97試合に出場して打率・255。今季は22試合で打率・179と低調だったが、西武が手薄な内野手でまだ25歳。遊撃を中心に守備力も高い。
宮川は19年ドラフト1位で入団した右腕で、20年に49試合、22年は45試合に登板。ヤクルトはブルペンを含めて投手力に課題があり、両球団の思惑が合致した。