日本プロスポーツ大賞の侍ジャパン・栗山前監督「選手たちが命懸けで子供たちに夢を与えたい、と」 殊勲賞の大谷翔平は「大変光栄」

 23年のプロスポーツ界で活躍した選手や団体を表彰する「第53回日本プロスポーツ大賞」が21日、発表され、3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一に輝いた野球日本代表「侍ジャパン」が受賞した。今季、エンゼルスで44本塁打を放って日本選手初の本塁打王を獲得した大谷翔平投手(現ドジャース)が殊勲賞を受賞。38年ぶりの日本一と18年ぶりのリーグ優勝を果たした阪神が特別賞に輝いた。

 侍ジャパンを率いた栗山英樹監督は「こんな素晴らしい賞をありがとうございました。今年は本当に各スポーツで活躍する選手が多い中で、侍ジャパンがいただいたこと、本当に感謝しております。選手たちが命懸けでコロナ明けに元気をお届けしたい、子供たちに夢を与えたいと、そんな思いがもし少しでも伝わって、皆さんに喜んでいただけたのであれば、本当に嬉しく思います。これを機に野球に限らず、スポーツ全ての力を結集して、また日本のために全員で頑張っていきます」と、挨拶した。

 大谷は「殊勲賞に、お選びいただき誠にありがとうございます。今回大賞を受賞した共に戦った侍ジャパンの皆さんと共にこのような賞を受賞でき大変光栄です。来シーズンも引き続き応援よろしくお願いいたします」と、コメントを寄せた。

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