巨人の丸佳浩外野手が２２日、大手町の球団事務所で契約更改に臨み、１億７０００万減の２億８０００万円でサインした。変動制の２年契約を結んだが、年俸については「下がりました。だいぶ下がったと思います」と話した。

　丸は１８年オフにＦＡ権を行使して、広島から巨人に移籍。年俸４億５０００万円の５年契約を結んでいた。今季でその長期契約が終了し、大幅な減額で新たにサイン。２３年は１２１試合の出場で打率・２４４、１８本塁打４７打点。８年ぶりに２０本塁打を割って１軍で完走することができず、「本当にうまくいかなかったと思います。今年に限らず、ジャイアンツに来てから５年、なかなかチームに貢献できてない。期待に応えられるように来シーズンもやっていきたい」と悔しさをにじませながら、前を向いた。

　来年で３５歳を迎える中、「当然、自分もレギュラーでまた出たい。スタメンに名を連ねることができるように練習していきたいですし、またやってやるぞっていう挑戦する気持ちです」と力を込めた。（金額は推定）

　これで巨人の全選手の契約更改が終了した。