DeNA新助っ投 ジャクソン獲得調査 今季初めて開幕メジャー入り最速158キロ 先発救援OK

 DeNAが新外国人選手として、パイレーツのアンドレ・ジャクソン投手(27)の獲得調査を進めていることが22日、分かった。正式に獲得が決まれば、ローワン・ウィック投手(31)=前ブルージェイズ傘下3A=に次ぐ2人目の補強となる。

 ジャクソンは米国出身で身長190センチ、体重95キロの大型右腕。今年8月には自己最速となる158キロを計測した速球派で、チェンジアップやスライダー、カーブを織り交ぜる投球が魅力だ。

 プロ7年目の今季、初めて開幕メジャー入りすると、4月1日のダイヤモンドバックス戦で3回無失点と好投。初セーブを挙げた。6月末にはパイレーツにトレードとなり、移籍後は7試合の先発を含む12試合の登板で1勝3敗。防御率は4・33だった。

 DeNAは今永やエスコバーら実績組の放出も重なり、バウアーの去就も不透明。一方で先発候補に元ソフトバンク・森唯を獲得し、国内FA権を行使した石田も残留を決断した。引き続き先発、救援どちらも経験があるジャクソンの獲得準備を進めていく。

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