ミスタータイガースとして君臨した掛布雅之氏が２４日までに自身のＹｏｕＴｕｂｅチャンネル「掛布雅之の撞球」に新規投稿。「ｐｒｅｓｅｎｔｅｄ　ｂｙ　ＤＩＤ大同工業」として、巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏をゲストに迎え、トークを繰り広げた。

　巨人の４番として活躍した松井氏。だが幼少期は阪神ファンで、憧れだったという掛布氏の「阪神タイガースに入ってくれるもんだと思っていた」という語りに、「僕もそう思っていた」と赤裸々に明かした。父が江夏＆田淵の大ファンだったといい、初甲子園のエピソードも披露した。

　「私が（野球を）見出したころがちょうど掛布さん。小林繁さんもおられました。岡田さんが入ったころ、甲子園に連れて行ってもらった。１９８０年だったかな、今でも覚えてます。中日戦だった」と回想し、「掛布さんホームラン打てと思ってたら、打たなかったです。普段打たない加藤博一さんがホームラン打って」と明かすと２人は大爆笑。「それで阪神ファンとして育った」と語った。

　「８５年もいい思いをさせてもらって。日本シリーズ第６戦の掛布さんのダメ押しホームランも覚えています」と次々に阪神ファンとしてのエピソードを披露した松井氏。他にも掛布氏の影響もあって左打ちに変えたことなど、興味深い逸話を明かしていた。