ロッテ 浦和の2軍施設を移転へ 千葉県内や茨城南部が候補か 高坂社長「多くの自治体の皆様と協議させていただき」

 ロッテの高坂俊介球団社長は25日、来年から埼玉県さいたま市の2軍施設を移転するプランを本格的に検討することを明かした。「ファーム施設はチーム・選手育成が主な役割ですが、移転先では地域の方々と連携して地域活性や野球振興にも取り組めたらと考えています。多くの自治体の皆様と協議させていただき、地域と千葉ロッテマリーンズの未来にとって良い選択ができればと考えております」と話した。

 ファームのチーム育成機能の強化を目的としてのプランだ。ロッテ浦和球場は1989年からファームの拠点だったが、近年はチームの戦略上、グラウンドの数、トレーニング施設、選手寮が手狭になっているため、本格的な移転検討を始めた。

 現時点では候補地はなく、2024年から候補地を募集。自治体との交渉を含めた選定に入り、2025年の夏までの決定を目指す。

 候補地の条件として重視する項目は、以下3点。

 ①立地・敷地・施設

 ・1軍との入れ替えを考慮し、ZOZOマリンスタジアムとの車での移動時間が1時間以内であること。範囲としては千葉県、茨城県南部が入る。

 ・選手の練習環境が一体的に確保できる敷地に、グラウンド、トレーニング施設、選手寮など必要施設を整備できること。

②地域との連携

 ・地元市民はもちろんのこと、地元自治体、地元企業との連携、協力体制があること

③永続的な運営スキーム

 ・ファーム機能を移転するからには20年から30年先を見据え、地元自治体などと連携し、永続的に運営できるスキームが組めること。

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