巨人が異例の補強戦略!前阪神のカイル・ケラーの獲得を正式発表 弱点の中継ぎを徹底強化、他球団から5人目獲得
巨人は26日、前阪神のカイル・ケラー選手(30)と選手契約を結ぶことで合意したと発表した。単年契約で年俸は推定1億2000万円プラス出来高。背番号は「33」に決まった。
ケラーは22年から阪神に所属し、今季は27試合に登板し、1勝0敗1S、防御率1・71の成績を残した。家庭の事情によりシーズン途中でチームを離れたが、ブルペン陣を支えていた。入団記者会見は来日後に行う予定。
巨人は今オフ、トレードでソフトバンクから高橋礼と泉、オリックスから近藤、現役ドラフトで阪神から馬場を獲得。弱点の中継ぎを他球団から徹底的に補う、異例の補強戦略を貫いている。
ケラーのコメントは以下の通り。
「ジャイアンツファンのみなさまへ。このたび読売ジャイアンツに入団することとなり、とても興奮しています。野球界屈指の由緒ある球団で、新たな歴史の一部に携わることとなり非常に光栄です。チーム、そしてファンのみなさまにさらなるチャンピオンシップを届けるため全力を尽くします。新しいチームメートやコーチ陣、そして阿部新監督とお会いできること、さらにはジャイアンツファンの前で東京ドームのマウンドに立つことを楽しみにしています。近くお会いしましょう」