巨人・岸田 スタメン増へ若手投手に“コミュ力”発揮 積極対話で出場増「(スタメン)50試合でチームに貢献できている感じ」

 巨人・岸田
 ジャイアンツ球場で打ち込みを行った岸田(撮影・畠山賢大)
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 巨人の岸田行倫捕手(27)が26日、川崎市のジャイアンツ球場で自主練習を行った。大城卓三(30)が正捕手として君臨する中、自身はフレッシュな投手陣と年齢が近いことを武器に、積極的なコミュニケーションで来季のスタメンマスク「50試合」を目指す。

 今季は15試合にスタメン出場した経験から「50試合(スタメンで)出られれば、それなりにチームに貢献できている感じがある」と語った背番号27。捕手出身の阿部監督が来季から指揮を執る中、「もっと信頼を勝ち取って、試合数を増やしたい」と鼻息が荒い。

 強打の捕手という肩書に加えて“コミュ力”も持ち味の1つだ。リードする投手陣には若手が多い。特に先発陣は戸郷翔征(23)、山崎伊織(25)、赤星優志(24)、横川凱(23)などフレッシュな面々。オフに入っても、トレーニングルームなどで若手投手と積極的に会話するように努めており、「どんどん自分からしゃべっていくことで、上下関係をなくすではないですけど、気軽にしゃべれる関係を築いていきたい」と先を見据えた。

 この日は室内練習場で湯浅とともにマシン打撃などに励み、「やっぱりバッティングも打てないと、試合に出られない。総合的にレベルアップしたい」と汗を拭った。

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