ロッテ・吉井監督が1年総括「赤点ではないけど、もっとうまくできた」反省材料は先発のやりくり

 ロッテの吉井理人監督(58)が26日、ZOZOマリンでの年内最後の業務を終え、報道陣の取材に応じた。「選手はよく頑張ってくれた。ただ、監督が1年目でいろんな迷惑をかけた。1位とは結構、差をつけられたので、その点では結構残念なシーズンだったなど思ってます」と1年を振り返った。

 今季は、監督就任1年目。開幕から115試合で115通りの布陣を組むなど、“吉井野球”で指揮を執った。惜しくも2位に終わったが、ファイナルSまで進出する奮闘を見せた。指揮官は「(チームとしては)50点くらい。(監督としても)そのくらいですね。赤点ではないと思うんですけど、もっとうまくできたかな」とし、「失敗したなと思ったのは先発ローテーションのピッチャーを最後まで持たせられなかった」と反省点を挙げた。

 来年2月から始まる石垣島での春季キャンプでは、「育成強化組」を設ける考えを明かした。今年の春季キャンプでは、1軍・2軍を設けていなかったが「始まりの子たちはレベルが違い過ぎるので」と、ルーキーと高卒2年目選手、サブロー2軍監督からピックアップされた選手は、練習メニューを分ける方針。優勝に向け、新しい風を吹かせる。

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