楽天・今江監督 早川に150投球回&15勝指令「やってもらわないといけない選手」
楽天・今江敏晃監督(40)が、早川隆久投手(25)に来季150投球回、15勝指令を出した。「やってもらわないといけない選手」とエース候補の左腕に、大きな期待を示した。
大きな穴を埋めてほしい。今季チーム最多155イニングを投げた則本が、来季はクローザーに挑戦予定。指揮官が代役候補として、真っ先に名前を挙げたのが早川だった。
今季は度重なるケガもあり、投球回は96回2/3で6勝止まり。20年のドラフト1位で入団後3年間、なかなか突き抜けられていないのが現状だ。
それでも11月には、侍ジャパンの一員としてアジア制覇に貢献。その後はオーストラリアウインターリーグに参加し、好投を続けた。先日の契約更改時には、来季規定投球回到達を目標に掲げた左腕は、視線を先へ向けている。
指揮官は「いろんな環境の変化で刺激をもらっているだろうし、自覚も出てきてくれていいのかな」と語った。来季4年目を迎える左腕が、チームのエースに成長することを期待している。