巨人・小林誠司が母校の広陵で決意新た 「ここに帰ってくることで身が引き締まる」 広陵・中井監督「誠司は覚悟ある」
巨人・小林誠司捕手が29日、母校・広陵高での野球教室に参加。同校の中井哲之監督や同門の仲間と再会し、決意を新たにした。
広陵での小学生向けの野球教室はコロナ禍を経て、4年ぶりの開催となった。ソフトバンク・有原やDeNA・佐野など総勢14人の広陵OBのプロ野球選手が集結し、小林は「広陵高校でやってきて、広陵高校のグラウンドで、子どもたちに野球を教えられて、最高じゃないですか。恩返しとは思っていなくて、逆にありがとうございますって気持ちです」と笑顔。自身の原点で初心に立ち返った。
10年目の今季は1軍にフル帯同しながらも、21試合の出場にとどまり、1安打に終わった。正念場を自覚する中、同校・中井監督からは「誠司は覚悟あると思います。くそったれって思ってると思いますよ。それを結果で出すしかない」と期待をかけられた。
この日は同級生の広島・野村らとも再会。恩師からの言葉も背に「お互いに刺激し合って。ここに帰ってくることで身の引き締まる思いになりますし、頑張らないといけないなと思います」と力強くうなずいた。