オリックス・中嶋監督 先発ローテ激化に期待「曽谷、椋木、斎藤。いますよ、まだ」
オリックスの中嶋聡監督(54)が29日、先発ローテ争いの激化に期待した。今オフに山本が米大リーグ・ドジャースへ、山崎福はFAで日本ハムへ移籍。「この2枚が抜けるのは大きいと思いますけどね」。だからこそ、現有戦力の成長と進化を求めた。
まずは宮城と山下、東、田嶋の名前を挙げた。「この辺は自分たちが中心になると思って、しっかりローテーションを守る覚悟で来てほしい」。3年連続2桁勝利の宮城を筆頭に、今季台頭した山下と東、経験豊富な田嶋が軸となる。
東は後半から台頭したが、山下はシーズン終盤に腰の故障で離脱。田嶋も故障や体調不良で離脱した経緯があるだけに、新戦力も必要不可欠だ。
「曽谷であり、椋木であり、斎藤響介であり。いますよ、まだ」。21年度ドラフト1位の椋木はトミー・ジョン手術で育成選手ではあるが、すでに実戦復帰。今季は新人だった曽谷、斎藤も力は見せた。山本&山崎福の穴を全員で埋めていく。