ヤクルト・高津監督 「こういうのを求めていた」西川加入で外野手争い激化を期待 当確は2人
ヤクルト・高津臣吾監督(55)が30日、「枠を争って誰が割って入るのか。こういうのを求めていた」と外野手の定位置争いを歓迎した。西川遥輝外野手(31)の加入によるチーム内競争激化を「楽しみにしています」と心待ちにした。
圧倒的な打力で連覇を支えた塩見とサンタナは順当に行けば、当確。だが左翼の1席は空白のままだ。その1席を巡って元盗塁王の西川、今季頭角を現した並木、実績十分の青木など熾烈(しれつ)な争いが始まる。
指揮官は「競争の中で結果を求めている」と話しており、実績よりも内容を重視する姿勢。西川も「空いているポジションがあると思っていない。まずは試合に出たい」と目をぎらつかせていた。